August 20, 2007

UPS vs USPS vs FedEx

5箱、荷物を送ることにした。ずっしり重い20~25キロで、本や服がぎっしり詰まっている。送るのはいいけれど、どの会社で送ろうか、悩んでしまった。ハワイから東海岸だと、海外からよりは安いけれど、やはり長距離設定。最近、日本の宅配便はすごくサービスがいいけれど、アメリカの宅配便はもっとドライ。

アメリカ国内のパッケージ配達では、郵便局であるUSPS (United States Postal Service)と、配達便会社のUPS (United Parcel Service)やFedExあたりが大手。どの会社も、陸路での配達サービスと、空路を使った速達サービスなど、どのくらい急ぎかによって価格設定の違うサービスがある。私の場合は、1~2週間は使わなくて済むものなので、陸路を使う1週間強での配達という、安めのもので比較した。

まずは各社のホームページを比較して検討する。UPSとFedExはこのランクでのサービスは似たような感じ。値段的にも、引き取りにする追加料金も、住居への配達追加料金も(ビジネスの住所だと安いのは、営業時間内は受け取る人が必ずいて、再配達になるリスクが低いから?)似たような感じ。

USPSは、この2つより安い。船も使ってしまういちばん安いやつはうんと安いけれど、何ヶ月も待つのはさすがに嫌なのでパス。箱で次に安いのはPriority Mailで、2~3日(経験上は3~5日)で着く上に安く、取りに来てもらっても無料。土曜日配達もあり、たくさんある郵便局のどこへでも転送してもらえて取りに行くのも楽チン。この条件はすごく嬉しいのだけれど、問題はトラッキングサービスがなく、荷物がどこにあるのか調べられないこと
(倍の値段を出してExpressにしたらできるんだけど)。紛失もありうるらしい。

UPSとFedExの陸路サービス(Ground Service)は、陸路といってもハワイから西海岸まで飛行機の空きスペースで運んでしまうので、1週間もかからず、USPSのPriority Mailより気持ち高いだけ。トラッキングサービスが付いていて、荷物がどこにあるのかオンラインで確認できるから、紛失の心配は少し少ない。ただ、ここの問題は土曜日の配達がなく、集配所の数が少ない(取りに行くことにしたときに取りにいくところが遠い)こと。平日の昼間に家で荷物の待機を一日中するわけにはいかないので、受け取りが、ちょっと面倒。

値段はほとんど変わらないから、便利さを取るか、トラッキング機能を取るか。悩ましい!そこで、利用者の声をブログで調べてみると、UPSは海外から日本へ送った人のクレームはけっこうあったけれど(紛失、破損の場合の対処が遅いなど)、アメリカ国内ではそれほど問題なさそう。手渡しどころか玄関まで持ってこないで門の脇に置き去りにされた、などというビックリな体験も読んだけれど、
配達員が相当の数をこなさなくてはならないかららしい。結局、トラッキングがほしいのと皆さんの体験を元にして、集配所の比較的近くにあるUPSにすることにしました。。。

ところで、あるブログに「USPSを省略してUPSと呼ぶこともある」というあり得ない説明が。いや、紛らわしいし、たぶん、わざと紛らわしくして知名度を上げてるんだけど、同一だと信じちゃう人がいたなんて。あんまり個人提供の情報って信じられないかも。

1 comment:

Anonymous said...

keikoさんrecyclingで活用してもらえて良かったですね。いよいよ引越し健康に気をつけてください。