July 16, 2008

「おいしいコーヒーの真実」

昨日、紹介したDVDの1つが日本で公開されていることを発見。
Black Gold: Wake Up and Smell the Coffeeの日本語版は
「おいしいコーヒーの真実」というタイトルで渋谷Uplinkだけみたい。
映画の情報はこちらのリンクで見てください。
コーヒーショップで支払ったコーヒー代はどこへ行くのか、という
デモンストレーションがあります。

日本版の予告編はこちら。


実は、フェアトレードという言葉自体は国際開発の専門の人たちから
何年も前から聞いていたんだけれど、実感がわかなかったのよね。
(消費者に)いいもの(おいしい、健康など)を高い値段で買う
という感覚はあっても、
(生産者に利益が回るルートで)同じものを高い値段で買う
というのは別のことで、自分自身に対する教育が必要だったと思う。
結局、何を買うか、は消費者が生産者や企業に対して取れる
いちばん大きな意思表示なんだよね。

私の研究分野のひとつはPopular Culture(テレビや映画、漫画、
ネット、音楽などなど)を使ったCritical Literacyで、最近読んだ文献に、
Popular Cultureは学校などでの教育よりずっと教育力が強い
(EducateもMiseducateもする)ってあって、本当だと思う。
この映画はきっと、本よりも人から聞くよりも、もっと強い力で私を
Educateしてくれたと思うんだ。

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